無とは何もないこと

総てがないのではなく「無」という状態があることずら

22/7 「あの日の彼女たち」を見返す

TVアニメも終わってナナオンもリリースされたので「あの日の彼女たち」を見返してみたいと思います。

見返すと言っても10分くらいで全部見返せるのですぐですね。

day01 滝川みう

みうが秘めたものをニコルが見ているというのはTVアニメでも描かれる中心的な描写です。

「あの日の彼女たち」では救世王のように描かれていてTVアニメで描かれた破壊王としての姿とは印象が変わりますね。運命の輪以前という印象です。

day02 河野都

計算中の究極の選択企画あたりで「day02は計算中だったら立場逆になりそう」と感じていたのですが、TVアニメを経るとさらに強化されました。

ふらふら優柔不断の乙女な河野都と決まらないときは運任せに決める丸山あかねの組み合わせが自然と思い浮かびます。

「もうちょっと待ってや、決まらへんねん」「押してしまえば頼みたいものも自然と決まるものです」「でもなー、うちもなー、決めようと思ってるんやけどなー」

また、丸山あかねさんは紅茶派なので実際にはコーヒー頼まなそうだなあというのも感じます。

ちなみに、舞台となっているのは花小金井駅前ですが、実際にこの場所にあるのはTSUTAYAなのでコーヒーとポテトを頼むことはできません。

day03 立川絢香

「あの日の彼女たち」でも特にフィクションっぽい描写が多い2人。

TVアニメの描写を踏まえると寮住まいの戸田ジュンは一体どこに帰っているのかとか「戸田さん」呼びとか。

嘘か本当かわからない「いとこのお姉さん」にかけて描写もフィクションっぽくしてたりするんでしょうか。

day04 佐藤麗華

サトレイがなんか堅いのはTVアニメでも一貫してますね。

ジョークを飛ばす桜は計算中やTwitterではよく見るけど意外とTVアニメにはなかった描写。なんでなかったんだろ。

day05 斎藤ニコル

ニコルの幼少期の話とかわざわざ体育館を舞台としてるところとか、この2人は主要な設定が全部入っていそう。

雑誌のインタビューに答えていること、みうに答えていること、実際のニコルの心情が多次元的に重なっていますし、劇中劇として捉えるとこのやり取りをするうえでの心情も重なってくることになります。

「あの日の彼女たち」の象徴的な回とも言えます。

あと、ストイックモードの芽衣ニコルがアニメとして描かれていて本当に良かった。

day06 丸山あかね

ほぼ溢れ出した感情で構成された回。

勝負事になるとムキになる性格は計算中でもTVアニメでもナナオンのALL PERFECTでも現れているので相当ですね。

取出口に引っかかったのを店員を呼べばというあかねと叩き落とす都は非常にらしさがありますね。

day07 戸田ジュン

day03に引き続きフィクションっぽい絢ずん回。

計算中でこの回が放送されたのがちょうどトラギスの姿揚げ(withチョコレートソース)を出してきた回だったのであまりのギャップに度肝を抜かれる視聴者多数。枝豆ってチョイスも渋い。そもそもこの部屋はいったいどこなのかとかも。

狙ってかどうかはわからないですが、包丁を上手く使ってるカットは手のアップしかないので代理で撮影してるという解釈もできるのが絶妙です。

絢香があぐらで座るところにガサツさが出ているところはフィクションじゃないポイントでしょうか。

絢ずん回はやらせくさい美しさが綺麗にハマってる感覚があります。

day08 藤間桜

天真爛漫でありながらジョークを飛ばしたりする藤間桜を象徴するような描写ですね。やっぱりTVアニメでジョークを飛ばしてなかったのが気になる……。

悩んでるサトレイに発破をかけて追い越されるという2人の関係が見事。