無とは何もないこと

総てがないのではなく「無」という状態があることずら

旅行に行ったら映画館に行こう

22/7ツアー福岡と帰省を兼ねて福岡・熊本に滞在した。福岡では公演前に『THE FIRST SLAM DUNK』を見たり、熊本では『BLUE GIANT』を見たりした。どちらも面白かったね。良かった。ライブ前にスラムダンク見ると頭の中で第ゼロ感が鳴り響いてしまうのでライブに向けたチューニングは気をつける必要あり。

こうやって普段行かない映画館で映画を見るのは体験として非常に良いものがあると思う。何が良いかというと映画の内容と旅の内容がリンクして記憶に残りやすいのだ。映画の記憶でもそうだし旅の記憶でもそう。相乗効果がある。

これまでに旅先で見たやつ

最初に思ったのは間違いなく『劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ』だ。2009年11月公開の映画なのだが、当時はアニメ映画の劇場公開規模は小さく大都市圏でしか上映されず熊本で公開されたのは翌年の2月か3月だったと記憶している。とはいえ福岡に行けば見れるという微妙な距離でもあった。福岡までの交通費は片道2000円しないはずだとはいえ高校生で映画代込みで5000円はなかなか厳しい。どうにかして福岡に行く理由を作りたかった。そこで利用したのが受験生という立場。東大や東工大などは公開前の実施だったが京大実戦模試だけは公開後(28日だったはず)の実施だった。農学部かなんかは科目数が少なかったのでそれを受けた(結果的には工学部などでも間に合う時間だった気がする)。そして天神にある駿台予備校からキャナルシティまでバスで移動した。見終わったあとのキャナルシティの外観とサヨナラノツバサ予告の赤いバルキリーが妙に重なったという記憶がある。また、この行き帰りでは熊本市立図書館で借りた偽物語(下)を読んでいた。発売から日が浅く非常に人気で借りるのに数ヶ月待ちだったのがちょうどこのタイミングだったのを覚えている。内容はあまりおもしろくなかった。進学以後の帰省でも福岡に降りて西鉄を使って熊本へ向かうのが多くあったので非常に思い入れがある。

その次が新宿バルト9で見た『涼宮ハルヒの消失』だ。慶応大理工学部の入試が2010/02/14なのはよく覚えており翌15日に消失を見て早稲田大理工学部が16日だった。入試のさなかだが普通に観光をしていたと思う。今となってはバルト9の特別も薄れてしまったが、この頃のアニメ映画といえばとにかくバルト9だった。隔世の感がある。 ちなみに慶応は補欠からの繰り上がりなしの不合格で早稲田は普通に不合格だった。

2016年2月末に一人卒業旅行で熊本→新山口出雲大社→米子泊→青山剛昌ふるさと館→鳥取砂丘梅田ブルク7レインボーライブ・キンプリ応援上映というスケジュールも良かった。応援上映が波に乗り始めたころに旅行先で行けたのはかなり良かった。この応援上映に行くために鳥取砂丘から急いで鳥取駅に向かったのをよく覚えてる。もとより印象深い旅ではあったのだけどキンプリ応援上映というホームを大阪というアウェイで行けたのは良かった。その後は京都に泊まって翌日は伏見稲荷大社を一番上まで登って帰ったという。バイタリティあるねえ。

「旅行に行ったら」とは少し違うが沼津駅前のシネマサンシャイン沼津での『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』舞台挨拶も良かった。出入口近くの席だったのでSaint Snowの2人が突然入口で声を上げてすぐに去っていったのもしっかり目撃できた。上映前に印度屋キッチン・ダバ 江原町店で大量のナンを食らって満腹になってしまった。

2019年の京まふ前日に京都に行った際には『HELLO WORLD』を見た。見終わった後にすぐに京都駅の大階段で聖地巡礼できたのでご当地映画を現地で見るのはお得度マシマシ。ただ、映画の内容がご当地だと行く場所もそのまま映画に出てきたところだったりするから逆にブログに書く内容はなくなりがちなので要注意(?)。

今後

韓国とか台湾とかで何かの字幕版を見れたらなあと思ってる。海外だと吹き替えが多いらしいので難しいかな?