ヒカキン&セイキンの3rdシングル『今』がリリースされましたね。
プロデュース:HIKAKIN 作詞作曲:SEIKIN 編曲:TeddyLoid、全員の持ち味が詰まっていて何度聴いても「明日もがんばろ…!」って思える最高傑作になったと思います。
完全にこれになる→
曲について
HikakinTVの 今日が人生最後の日なら、『今』なにしますか? - YouTube でこの曲についての技巧的な解説もヒカセイがどんな想いでこの曲に向き合ってきたかとかも全部語ってあったんですが、これもまあやっぱり語りも良かったです。
みんなが選んだここがすごい:MVのクオリティが高い!
曲の内容を書こうと思ったんですけど、MVがすごいなーと思ったので書いておきます。
『YouTubeテーマソング』は結構簡単なダンスだったり謎のゴロゴロだったりする素人っぽさを持つYouTuberでの表現だったんですが、『今』のMVYouTuber的な手法と曲の内容の合致させる長尺逆再生が感動的でした。
1stシングル『YouTubeテーマソング』が3年前のリメイクというYouTuberとしての集大成という意味合いをもつ楽曲だったのですが、3rdシングルは楽曲活動の最高地点を目指し通過点であろうとする想い・チカラがMVにも反映されてるんでしょうね。
『今』ということば
過ぎた日々悔やむよりも 明日の事悩むよりも ここに生きている奇跡 胸に刻み光れ今
非常にラブライブ的な言葉で、実際ラブライブ楽曲でも多数使われている「今」ですが、ヒカセイの楽曲にもすべて「今」という単語が入ってます。これはもう完全にラブライブ楽曲だと言わざるをえないです。さらに、この曲が2018/11/11に東京ドームシティホールで披露されて1週間後には東京ドームでAqours4thライブがあったのはなんとも運命的です。
というのは置いといて、過去や未来より今を見ようという言葉はラブライブの対になる(と思ってる)アニメ『少年ハリウッド』の掛け声「昨日より今日!明日より今日!」にも通ずるなと思いました。
過去のことを思っても変わらないし未来のことは結局は「今」が起点なんですよね。
もしも今日が人生最後の日ならば悔いの無い人生過ごしたと言えますか?
もしも今日が 人生最後の日ならば
悔いの無い人生 過ごしたと言えますか?
人は皆土から 生まれ土に還る
神に与えられし 避けられぬ宿命
応援ソングと言いながらかなり強烈な死生観を叩きつけてくるこの歌詞が『今』の持つ最大の魅力だと感じました。
ヒカキンは「いつでも全力でやってるから悔いの無いように生きてる」と言ってることからこの部分の歌詞はセイキンの死生観なんだろうなとヒカセイのキャラの違いが感じられます。
セイキンがジジキン(ヒカセイの祖父)にひ孫の顔を見せようと新潟に弾丸帰省を敢行したエピソードを語っていたところがとても共感できました。
「いつか○○したいな」と言って機会を逸することほど悲しいことはない。だから毎日を楽しもうというメッセージが気持ちよく感じられます。
でも、自分は?
とは言いつつ、自分は人生最後の日でも「やり残したことなどない そう言いたいね、いつの日にか」*1と言っていたいですね。
進歩するというのは途中であるということなので*2、いくらでもやりたいことはあるしいくらでも見たいアニメもあるわけです。
でも、「あのアニメ見たいな」という気持ちを淀ませてもしょうがないから今見てるやつを楽しんだりしたいですね。
でも、今日が人生最後の日だというときに「あれもこれも楽しかったな」と思えたら良いなと思います。
毎日を充実させるとか気張らずに、楽しくいたい、というところでしょうか。
味気ねえ毎日には拒否権行使
楽しい毎日を過ごそうぜというメッセージを伝えてくれる作品ってやっぱり気持ちいいんですよ。
"輝く"という言葉が主題になっているラブライブ!サンシャイン!!の"輝く"に対する感覚がまさにこれに近いなと感じました。いろいろやってみると大抵のことは楽しいんですよ。
自分もHikakinTVの沖縄・札幌日帰り動画を見て沖縄日帰り旅行に行ったりするのも"輝く"ということなんだと思います。
「あのいつも空いてるラーメン屋、行ったことないけどまずいのかな」とか思って松屋とか行ってる間にラーメン屋がなくなったりしたら損なんですよね。「いつも空いてるラーメン屋に来たらマジでゲロマズラーメンがでてきて最悪な気分になった」ってなる方が楽しい日々だと思うんですよ。だからまずい商品とかあったら積極的に食べた方が良いわけです。
ということで今を楽しみたいみなさんはRe:CREATORSを見るのがオススメです。