無とは何もないこと

総てがないのではなく「無」という状態があることずら

手ぶら通勤をしよう

突然ですが、アニメ・特撮の話でもなければプログラミングの話でもない、断捨離でもやってる意識高い系ブログみたいなことを書いてしまおうというテコ入れ回のような記事になります。
自分は意識低い系なので荷物を減らしたら楽だよなあという気持ちだけでやっています。

「置き勉」はあるのに・・・

学校に教科書を置きっぱなしにしてバッグの中身は空で通学する「置き勉」というのはよく耳にしますね。
実際、私も高校時代は宿題で必要なものだけ持ち帰ってあとはロッカーに詰め込むようにしていましたし、大学4年・大学院のときは研究室に荷物を置きっぱなしにしてバッグを持ってこない(近くに住んでいたので必要になったら取りに帰ればいい)という生活をしていました。

これが社会人となるとどうでしょう。置き勉という言葉はあるのに置き仕とかそういう言葉はないですよね。
一般には手ぶら通勤があまり普及してないことの現れでしょうか。
社会人1年目ながら早速手ぶら通勤を始めてみたので手ぶら通勤について書いてみます。

通勤時の荷物必要ですか?

みなさんは通勤するときにどんなものを持ち歩いているでしょうか。

  • スマホ
  • 財布
  • IDカード
  • ハンカチ
  • 定期入れ
  • 手帳
  • 筆記用具 
  • 音楽プレーヤー
  • 折りたたみ傘
  • PC
  • 書類
  • 弁当
  • 水筒

だいたいはこのあたりでしょう。

外回りする営業マン、会社からPCなど持ち帰らなければならない人、自炊しているから弁当を持っていく人、節約のために水筒に飲み物を入れていく人ならば持ち運ぶためのバッグが必要なので手ぶら通勤は難しいのでバッグを持って通勤をがんばってください。
あとは必需品の多い女性だと手ぶら通勤は難しそうですね。

そうではない人は以下の荷物の扱いを考えてみましょう。

  • スマホ→ポケット
  • 財布→ポケット
  • 鍵→財布、ポケット
  • IDカード→ポケット
  • ハンカチ→ポケット
  • 定期入れ→定期を財布に入れる、モバイルSuicaを導入する
  • 手帳→スマホに移行する、会社でしか開かないなら会社に置く
  • 筆記用具→会社に置く、ボールペンを胸ポケットに入れる程度にする
  • 音楽プレーヤー→胸ポケットに入れる、スマホアプリで代用
  • 折りたたみ傘→会社と自宅の両方に傘を常備する
  • 本→読まない、電子書籍にする、文庫ならポケットに入れる

ざっとこんなところでしょうか。
ポケットが膨らむのが嫌というオシャレさんはここで脱落です。
スマホとハンカチと文庫本を一つのポケットに詰め込むと結構パンパンになって見苦しいのも事実ですからね。
とりあえず名刺とかクレジットカードとか病院のカードとかを財布に詰め込みましょう。



いらないものを削るとだいぶスッキリしました。

  • スマホ
  • 財布
  • ハンカチ
  • IDカード
  • 音楽プレーヤー



ズボンの左右にスマホ・ハンカチと財布、胸ポケットに音楽プレーヤーとIDカードで収まりますね。
スーツの上着を着るならそのポケットも活用すると文庫本も楽々持っていけます。

普段は内勤だけどたまに外に出るという場合でもバッグを自分の席に常備しておけばよいだけなのであまり問題にはならないでしょう。
道具というのは必要になるときに使うというのが大事なのです。


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私の通勤時の荷物を撮った写真がこれです。
本当は会社のスマホもあります。
カードケースはIDカード入れです。

余裕で入ります。


手ぶら通勤のメリット

準備が10秒で終わる

  1. 置いてあるスマホをポケットに入れる
  2. 財布をポケットに入れる
  3. IDカードをかける
  4. イヤホンを手に取る
  5. 終わり

速攻で終わります。
退勤するときも同様なので、仕事が終わったら「お疲れ様でした」といって帰るだけ。トイレに行くときと同じような状態なので1分も経たずに終わります。

体が軽い

成人男性の平均体重66kgとしてカバンの荷物が2kg弱あるとすると、カバンの締める重量は2%ほどになります。
自重の2%のものが肩掛けなら肩、手持ちなら手から腕にかかるというのは結構疲れるものです。歩いているときの軽快さが段違いです。まして出勤するときの重い気分のときに体だけでも軽いと随分違いますね。
全体で考えても重量が2%減るということは歩くエネルギーも2%減るということ。小さいものですが長い目で見るとこれも効いてくるのではないでしょうか(適当)。

(満員)電車では荷物の位置を気にする必要もなく適当にスマホを弄りながら電子書籍を読んだりできるのも良いですね。
私は今スマホKindleアプリで『でんぢゃらすじーさん』を読んでます。

通勤前後で身軽に動ける

出社前あるいは退勤後の寄り道が楽です。
荷物がないのでふらっと寄り道しやすくなりますね。荷物があると歩くのに疲れるのでまっすぐ帰りがちだったのが、店を開拓しようと歩いてみたりすることが多くなった気がします。
ビジネスカジュアルとかの私服通勤の場合は特にそうなのですが、そのまま遊びに行ったりもしやすくなります。退勤後にオフ会に直行したら「抜け出してるのかと思ったら退勤してたんですね」と言われたくらいには身軽な感じになります。

手ぶら通勤のデメリット

自分は気にならないのですがデメリットも考えてみました。

意外と金がかかる

家と会社に傘を置いていても通勤時のにわか雨にはどうしようもなくなります。家や会社が駅や駅と繋がった地下街に直結ならばリスクは軽減されますが、食らってしまったらそのたびに500円ほど出して傘を買わないとどうしようもないですね。
また、家に置いておくバッグと会社に置いておくバッグで1つ余計にバッグが必要ですし、飲み物も会社にウォーターサーバーなどがないなら買う必要があります。

なんとなく格好がつかない

個人的にはどうでもいいですが、気になる人は気になるでしょうね。特にスーツで手ぶらだと世間の目が気になる人も多そうですね。わりとどうでもいいです。
私も手ぶら通勤1週目あたりでは荷物ないのかと聞かれることもあったのですが、2週目あたりからは特に何も言われることもなく普通になりました。
社風によってはいろいろ言われることもあるかもしれませんね。

 

手ぶら通勤をしよう

メリットとデメリットを考えるとパフォーマンスは大きいです。
手ぶら通勤を試してみる勇気が出ないという人は手ぶら通勤のつもりでバッグは空で上記の荷物の削減をやってみるのはどうでしょうか。
そもそも私が手ぶら通勤をしようと思うキッカケは出社してから退勤するまでバッグを一度も開かずに終えることが続いたということがあります。
バッグなんかなくてもなんとかなるんだということを体感してみれば意外と行けそうだという気分になるのではないでしょうか。
みなさんも何も持たないで気持ちのいい通勤をしてみるのをオススメします。